これは岩手県宮古市出身のヤマネさんが手縫いした「復興ぞうきん」。支援物資として全国から届いたタオルの一部を利用して作られています。
これは、岩手県沿岸部の被災地支援を行う「SAVE IWATE」さんが行っているプロジェクト。タグには、しりあがり寿の『地球防衛家のヒトビト』のイラストが描かれています。一枚300円で販売されており、そのうち200円の売上が、製作者に届く仕組みです。売上で収入を得ることもさることがながら、仮設住宅にこもってしまわずに、"仕事仲間"どうしでコミュニケーションがとれることも重要です。10月6日までの生産総数は2,875枚、販売数は2,456枚、作り手の登録数は60名を超えたそうです。
代表の寺井良夫さんによると、いま、岩手沿岸部では、"被災を免れた子ども"が、被災した子どもからいじめを受けたり、(家族が見舞金がもらえるので)死んだ方がよかったとお年寄りが嘆くといった問題が起きているそうです。仕事も家もコミュニティも失ったことによる「不安」が大きな理由です。避難所が閉鎖され、仮設に移り住んだものの、お店が近くにないため「買物難民」になってしまうケースもあるそうです。
そのため、現在、下記の支援物資を募集中です。
【復興ぞうきんの材料】
* タオル
【衣料品の陳列に使用したい物品】
* トルソー(マネキンの身体部分)
【季節柄、必要とされる物品】
* 防寒着
* ウインドブレーカー
* ダウンジャケット
* 冬物衣類全般
* マフラー、ストール、ショール等
* 手袋
* あたたかい帽子
【現在、欠品中!!】
* 下着類・男女 (特に、L・LLサイズ)
* 靴下
* ジャージ
* 長靴
* 革靴
【陸前高田ボランティアセンターよりの要請】
* グラインダー
* アメリカンレーキ
* かま
* 草刈り機 (可能であればRYOUBI製をお願いします。)
* 土嚢袋
* 砥石
* のこぎり
* チェーンソー
* 鉈
【仮設住宅用に大量に必要なもの】
* 灯油用ポリタンク (10g、18g、20g、全サイズ募集します。)
* ソーラーライト(杭状になっていて地面に突き刺して使用するタイプ)
* 消火器 (現在、各棟に一本。それでは不安なので各世帯に一本、欲しいとの声があります。)
詳しくは下記SAVE IWATEさんのwebサイトをご覧ください。
「東日本大震災被災地支援チーム SAVE IWATE」