2011年03月09日

東南アジアを巡る旅!「ゴミタビ」のルートMAP

2010年11月26日〜2011年の3ヶ月に渡った「ゴミタビ (東南アジア編)」のルートマップを作りました。

2011030901.jpg
(拡大版はコチラ)

訪れた国の順番は下記の通りです。

2010年11月26日〜2010年12月15日 フィリピン
2010年12月16日〜2011年01月11日 タイ
2011年01月12日〜2011年01月19日 ベトナム
2011年01月20日〜2011年01月25日 カンボジア
2011年01月26日         マレーシア ※経由の為
2011年01月27日〜2011年01月29日 シンガポール
2011年01月30日〜2011年02月01日 インドネシア ※経由の為
2011年02月02日〜2011年02月10日 東ティモール
2011年02月11日〜2011年02月27日 シンガポール

2011030904.jpg
移動には様々な手段を使いました。

2011030903.jpg
飛行機に、電車やバスはもとより、タクシー、バイク、トライシクル、トゥクトゥク……

2011030902.jpg
東ティモールではフェリーが壊れてしまい、急遽飛行機をチャーターしてオエクシ県にたどり着きました。
(飛行中は、ぜったい操縦桿に触るな、と言われました。)



posted by 瀬戸義章 at 23:35 | Comment(0) | 開始編「ゴミタビとは?」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月12日

ゴミタビのコンセプト

2009年8月、東京ビッグサイトで行われた「グッドデザインエキスポ」。腰の高さほどのテーブルの上に、あるいはコンクリ打ちっぱなしの床に、肩を並べるようにして、2,952点の作品がひしめきあっている。会場の広さは、サッカーフィールドの倍以上。そこに、車に家電、携帯電話、パソコン、家具、文房具や食器、介護用品におもちゃ、業務用設備など、あらゆるジャンルの製品やサービスがそろう。

どの製品もスポットライトを浴びて。

二次審査会を兼ねて一般展示が行われるこのイベントでは、アイデアを凝らした新商品や、ユニークなサービスが展示されている。

どの作品も、それができるまでに、さまざまなドラマがあったんじゃないかな。開発するために社内を説得したり、ユーザーの声を丁寧に読み返したり、これはいける!と 夢中で設計したり、こんな仕様無理っすよ、と音を上げたり、こうしたらいい、ああしたほうがいいという意見の妥協点を探ったり、何度作り直しても歪んでしまったり。

そうやって多くの人が頭をひねらせ、世界中から材料を探し、運び、組み立て、また作り直してできたモノたち。

そうか、モノには意思が込められているんだ。会場に立ちながら、そう感じた。

でも、ね。

僕が前職(株式会社ウインローダー)でやっていたことは、不用品の回収とリユース、リサイクル。このサービスの二次審査を受けるために、そして来場者に紹介をするために、会場に立っていたんだ。

不用品の回収をしていれば分かること。

部屋に入らなくて捨てられるソファ。3ヶ月で買い換えて捨てられるテレビ。引越しでまだ使えるけど捨てられる洗濯機。お亡くなりになった方の部屋からまとめて捨てられる食器・衣服。それを毎日毎日、引き取っていく。

ずいぶんと僕たちはモノに対して無慈悲だ。これだけ頑張って作って、一生懸命売っているのに。

モノに意思が込められているなら、きっと僕らは「意思の無駄遣い」をしているんじゃない?

それは、モノに恵まれている日本だからなのか?

ある人に聞いて驚いた言葉。「インドネシアには粗大ゴミなんてない。なぜなら大きなものにはどこかしら使い道があるから。ゴミって言うのは小さなモノのことを言うんだ。」

これは、今の日本にはない考えだ。でも、この考えがモノを大事にすることを意味するなら、なぜ「ゴミ山で暮らす子どもたち」なんて事態になるのさ。

世界には、いろんな、いる/いらないの考え方があるみたい。どの考え方でも、うまくいっているところと、うまくいってないところがありそうだ。

だから、それを見に行こうと思う。

無駄遣いをし続けて悦ぶよりは、意思のパス回しが流麗になるほうが、面白いだろうから。

ゴミタビ
世界のいる/いらないを見て回る


posted by 瀬戸義章 at 11:30 | Comment(2) | 開始編「ゴミタビとは?」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする