2011年11月08日

ASHIBA

Tokyo Designers Week2011で見つけたものシリーズその2。


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ASHIBA」とは、建築現場で使用されていた"足場"を再利用した板材。現場で使い込まれた杉の足場板が、カフェの内装などにふたたび使われます。傷やペンキやサビ跡が、逆に味になっていますね。

今はもう、スチールやアルミなどの金属製足場しか使われていないと思っていましたが、場合によっては木の足場も使用されているそうです。建物の形に合わせて現場でカスタマイズ(切ったり、穴を開けたり)できることが良いようで、とくに西日本で根強い人気があるとか。

足場板の品質は現場スタッフの生命を預かっているため、強度が落ちる三〜五年でその役目を終えます。従来はそのまま処分されていたものですが、ただ捨てるのはモッタイナイ、ということで、商品化されることになりました。建築現場資材のリースをしていた株式会社WOODPROの中本会長の発案です。

口コミで人気が高まり、カフェギャラリーやアンティークショップ、デザイナーの自宅兼事務所などから引きあいがあるそうです。

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posted by 瀬戸義章 at 22:08 | Comment(0) | 準備編2 「日本のゴミ事情」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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