お土産として、空き缶で作ったトゥクトゥクは有名。バンコクにはエコストアがあり、国内外から仕入れたエコプロダクツが販売されていた(無印良品の製品も陳列されていた)。また、一部のNGOがスラムに住む貧しい女性の自立支援のために、廃材から作った商品の製造販売を行っている。
(2)インドネシア
プラスチック容器包装をつかったポーチやバッグなどが、いくつかの地域で製造されている。3Rの普及啓発につかわれたり、村の収入源のひとつとなっている。
(3)フィリピン
廃材を使ったプロダクツの制作は非常に盛んである。貧しい人びとに仕事を与えるための手段として、国内外のNGOに活用されているからである。そうして作られた商品は、お土産屋に並んだり、また輸出販売されたりしている。マカティ地区には、自国内のみで製造されたオーガニック製品・エコプロダクツを扱う店舗も存在する。
(4)カンボジア
日本、アメリカ、イタリアなど、海外のNGOによって廃材リメイクが盛んに行われている。貧しい人びとに仕事を与えるためである。デザイン性の高い製品が多くあるのも特徴。
(5)東ティモール
コーヒーの殻や書類から固形燃料を作る取組が、一部のNGOで行われていた。
※シンガポールとベトナムでは、廃材リメイクの取組は見られなかった。