2011年10月20日

"ORGANIC FARM"で稲刈り体験!

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泊まる部屋に荷物を置きにいくと、ふとんの上の日だまりで、ネコが気持ちよさそうに眠りこけていました。


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10月15、16日と、"ORGANIC FARM 暮らしの実験室"の稲刈りツアーに参加しました。場所は、茨城県の中央部分に位置する石岡市。上野駅から特急を使えば50分たらずで到着です。


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ORGANIC FARMには40アールの田んぼと2ヘクタールの畑があり、畜舎では800羽の鶏と40頭の豚を飼育しています。最近、子豚が生まれました。ここは、37年前から無農薬・有機栽培を実施してきた、「オーガニック」の先駆けです。豚の餌には、近くの学校給食の残り物を使い、家畜の糞は肥料となって畑で使われます。


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ここは手作りの「竪穴式住居」。オンドルで床暖房する実験中です。そばには、結婚式がおこなわれたツリーハウスがありました。


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こちらはツアーのスケジュール。初日が雨模様になってしまったため、残念ながら稲刈りは中止。その場で参加者みんなの希望を聞いて、代わりのプログラムができあがりました。


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そんなわけで1日目は、"カレー王子"のつくったスパイシーキーマカレーを堪能したり、


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"石けん王子"の指導の下、ココナッツオイルやパームオイルでせっけんを作ってみたり、


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"パン王女"たちの手作りスイートポテト入りふわふわ焼きたてパンを味わったりしました。

…………そうそう、稲刈りに来たんでした。次の日は張り切りますよ。


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台風で倒れてしまった稲を起こして、一束一束、鎌で刈っていきます。ちなみに、一束でお茶碗一杯分のお米がとれるそうです。


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刈った稲はひもで縛って、天日干しをします。これを「はざかけ」といいます。水分が多いと、風味が悪くなるので、おいしいご飯を食べるには欠かせない作業。いまでは乾燥機が使われることがほとんどだそうですが、ここでは昔ながらの方法を続けています。1週間ほど乾燥させてから、脱穀の作業に写ります。


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いちおう、放射能が計れるガイガーカウンターを持っていきました。刈り取った稲のそばで計った値は、毎時0.1マイクロシーベルト。年間になおすと0.88ミリシーベルト。日本人の年間平均が1.4ミリシーベルト(放射線科学センター調べ)ですから、なんともない数字ですね。


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今回のツアーの参加者は、のべ20名ほど。どちらか1日だけの日帰り参加もok。なんだか初対面のはずなのに、親友にとすごしている気分になれる、そんないごこちのいい場所でした。

ここでは、いろいろなツアーがおこなわれているそうです。大豆を育てて味噌や豆腐をつくったり、燻製室でソーセージをつくったり、石釜でのピザ焼きも企画されるとか。

日常から少し離れて、季節を味わいたい・楽しみたい方は一度のぞいてみてはどうでしょう。

webサイトはこちら→ 『ORGANIC FARM 暮らしの実験室


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