2011年09月25日

被災地で感じた「日常」

仙台市若林区の三本塚で、農家の遠藤さんとこんな会話をした。

「いやあ、若い人と話すと、みんな元気になるね」

――それなら、週一で若い女の子をボランティアで連れてきて、話をする機会をつくれば、盛りあがるんじゃないですか?

「うん、一ヵ月は保つよ」

人生の大半は、長い長い「日常」だけれど、それに弾みをつけることができるし、磨き高めることができる。


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"TEAM NIPPON"による著名なスポーツ選手の被災地慰問を手伝ったとき、仙台市の避難所であるサンピア仙台で、元陸上選手の高橋尚子さんが言っていたことを思いだした。大事な試合に対して、どう向き合ったのか、という質問に対して。

「オリンピックだからどうこうじゃなくて、『いつもどおり』を心がけました。金メダルを取った翌日も、ふつうに練習に行って、だれもいなくて、あれ? と思ったくらいです(笑)」

なるほど、彼女は「世界一の日常」を創りあげたのだと感じた。

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「それで、アンタはどんな日常をつくるんだ?」

――ま、まずは毎日ブログを更新するところから……


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