2011年07月15日

大震災から4か月、瓦礫利用した遊び場

TBS系(JNN) 7月11日(月)12時36分配信のニュースより。以下引用。



『東日本大震災ではこれまでに1万5500人の死亡が確認され、およそ5300人が依然として行方不明のままです。建物被害は、全半壊、一部損壊あわせて65万8000戸あまり。4か月が経った今でも、およそ2万4000人が避難所での不便な生活を余儀なくされています。

さて、津波被害からの復興を目指す岩手県大船渡市の越喜来地区には、瓦礫を利用した子どもたちの遊び場がオープンしました。オープン初日の10日、瓦礫の遊具で楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿がありました。

ブランコやトンネルなどは全て瓦礫でつくられたもので、地元の建設業者が地域に元気を取り戻したいと設置しました。広場は、この地区で被災した人が住む仮設住宅から歩いて10分ほどのところにあり、震災で遊び場を失っていた子どもたちからも好評です。

 「隠れトンネルとすべり台が一番楽しかった」
 「作ってくれた人にありがとうって思っています」
(子ども)

 「被災してから、子どもたちが遊ぶところが無かった。
 友だちの家にもなかなか行けなくていたんだけれど、
 こういうところができて、すごくありがたいです」
(子どもを持つ親)

 広場の一角には子どもたちが描いた「未来の越喜来地区」と題した絵が飾られています。瓦礫の遊具たちは、この地区の復興のシンボルとなっているようです。
(11日10:42).最終更新:7月11日(月)18時24分
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