まずはベトナム、ハノイ市のゴミ箱。……サロンパスの広告? しっかりした作りですね。ハノイ市は2010年に建都1000年を迎え、盛大なイベントが開催されました。その前に、市の美化運動が大々的に行われています。JICAの協力による3R推進プロジェクトも実施され、このゴミ箱設置は、3Rプロジェクトの一環のようです。
別の場所のゴミ箱。写真で捨てるべき種類のゴミを説明してあります。でも、2つとも黄色のゴミ箱なので、どうやって分別しているのでしょうか。環境公社の人に後日尋ねたところ、
「たぶん……戻すときに間違えたんでしょうね。ほんとは緑色です」
続いて、カンボジアの首都プノンペン。遊園地の近くに設置された、人の身長ほどもある高さの巨大ゴミ箱です。緑色部分が有機物、オレンジ色部分が無機物として分別しているとか。
首都から離れ、シェリムアップ市の通りにあるゴミ箱。タイヤを切って土台にした、この壺は…… タイで使われている物と同一ですね。
アンコールワット遺跡のゴミ箱は、木製でした。
続いての国はシンガポール。シンガポールといえばポイ捨てで罰金。ゴミ箱にも、ポイ捨てしたら300$! ときっちり書いてあります。
繁華街を歩くと、ごく狭い間隔でゴミ箱が並んでいます。
デパートや空港のゴミ箱たち。シンガポールのゴミ箱は、デザインに凝っていて、パッと見て何を捨てれば良いかわかりやすいですね。
続いての国は東ティモール。首都ディリの海岸近くのゴミ箱。地面から離れているのは、冠水を避けるためだとか。
東ティモールの国連事務所敷地内にあるゴミ箱。他の国々でも見かける、オーソドックスなタイプです。
ディリの病院敷地内にあるゴミ箱。カンボジアのコンテナと似ていますが、色分けも分別もされておらず、まとめて捨てられています。
オエクシ県のゴミ箱(?)。滞在した宿のトラックです。敷地で出たゴミは、車の荷台に捨てられ、空き地に運ばれて投棄されます。
最後の国はインドネシア。バリ島のゴミ箱は、空港の雰囲気にあわせてか、木製です。
スラバヤ市のゴミ箱。車道をむいている辺りが、車社会っぷりを感じさせます。……単に付け間違えただけだったりして。
ジョグジャカルタのガジェマダ大学ゴミ置き場。残念ながら鍵がかかっていて、中の様子は分かりませんでした。
ボロブドゥール遺跡のゴミ箱。作りがそれっぽいですね。
最後は、ジャカルタのスカルノハッタ国際空港内ゴミ箱。バリ島の空港内といい、インドネシアはゴミ箱のデザインにもこだわっているようです。