2011年04月05日

リサイクルショップでわかる、国の経済成長。

リサイクルショップを見て、その国の経済発展を知る方法があります。


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ここはインドネシア、ジョグジャカルタ市のリサイクルショップ「Barkas」。店名は「中古品」という意味です。毎日、原付でたくさんの客が訪れます。


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入口近くは家具中心。同じ大きさの部屋がほかに二つあり、家電や衣服、おもちゃなどが販売されています。なかなか大きな総合リサイクルショップです。


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この机は一つ175,000インドネシアルピア(約1,750円)。


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ブラウン管のテレビは405,000インドネシアルピア(約4,050円)。


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バトミントンのラケットがたんまり。ひとつ5,000インドネシアルピア(約50円)とお安くなっています。じつはインドネシアはバドミントンが国技。オリンピックで5大会連続金メダルをとるほどの強豪国です。引退後、日本で指導している選手もいるとか。

さて、これらの商品、すべてジョグジャカルタの住民から買い取った品物です。当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、国によって中古品が自国内で回るか、外国からの輸入に頼っているか、異なります。

中古品が自国内で回っている国は、それだけモノが豊かで、経済発展が進んでいる証拠です。今回の旅で訪れた国では、シンガポールやタイがそうでした。

一方、フィリピンやベトナム、カンボジアは、中古品も輸入販売しています。買った品物は壊れるまで使い続けるか、あるいはそもそも買えないか。自国内で二次使用できるほど、モノが回っていない、というわけです。


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そんなわけで、買い取った商品をお喋りしながら商品のメンテナンス。……機能しない飾り物だよね? 銃の所有許可をとるのは難しいって聞いたし。


posted by 瀬戸義章 at 23:10 | Comment(0) | 7カ国目「インドネシア」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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