
スラバヤ市のアンペルモスクを覗いてみました。1421年に建立された、スラバヤ市でもっとも古いモスクです。車道なのに車が通れないほどの人だかりでした。今日の最高気温は31度。息苦しいほどの熱気です。

モスクの奥に入ってみると、お祈りは…… あれ? 普通の広場でやっています。公園のようなところで、座り込んで、壁に向かって。そういえば、イスラム教では偶像崇拝が禁止されているのでした。何百、何千という声が重なり合った祈りの歌声は、とても荘厳でした。

モスクの敷地内に、なぜか空のペットボトルを売る人々が。1本、1,000インドネシアルピア(約10円)。何に使うんでしょう?

買った人をじっと見ていると、備え付けられた水場で、ペットボトルに水を注いでいるのが分かります。中にはお祈りをせずに、水だけ汲んで、飲みながら帰る人も。後から聞いた話では、これは
「聖水」だそうです。お祓いの効果があるそうで、家の病人に飲ませたりするそうです。
イスラム教の聖水を持ち帰るのに、空きペットボトルが活用されていました。