シェムリアップの街では、路地は舗装されておらず、この赤茶けた土で覆われています。カンボジアには、まだ「ゴミをゴミ箱に捨てる」習慣が無く、土のなかに、あるいは草むらに、いくつものゴミがうずもれています。
実際に拾ってみると、ほんの10分足らずで、袋は一杯になりました。
内訳を見ると、「ビニル袋」が多いようです。買い物の袋として使われるのはもちろんのこと、ジュースの容器としても使われています。フィリピンもまた、多くのゴミが道端に捨てられていましたが、あちらがお菓子の袋など、包装プラスチックが多かったのに比べると、ただのビニル袋が多いようです。経済発展の差が、ここからも見て取れるそうですね。