ここにリサイクルショップを構える「エコリング」さんのお話を伺いました。エコリングさんは、日本の関西中心に、ブランド品の買い取り・販売をされている企業です。

店舗の外観。大きく「JAPAN ITEM」の告知がされています。今、タイは日本ブームだそうです。たとえば、日系企業含めて、日本食のレストランが、800以上あるとか。フィリピンもそうでしたが、"JAPAN"への親和性が高いのでしょう。

こちらは店舗内。タイ人の中でも、月給5万バーツ(約10万円)のマネージャークラス以上がターゲット。ちなみに、大学卒の初任給が、2万〜3万バーツ(約4万円〜6万円)だそうです。

ゴルフクラブは1,000バーツ(約3,000円)から。近くにゴルフの練習場があり、そこの利用者が買っていくとか。

自転車は一台3,000バーツ(約9,000円)前後。
2階・3階は改装中で、商品を仕入れ次第、1階部分を家具専門フロアにする予定だそうです。

ここは、店舗から車で20分ほど走った場所にある倉庫。コンテナをここに付け、荷物の仕分けを行います。状態の良いA級品は自社店舗で、汚れのあるB級品は、バイヤーに卸売りします。

このB級事務イスは、ひとやま全部で3万3千バーツ(約10万円)。

テーブルは1台1,500バーツ(約4,500円)

スチール製のロッカーは人気が無く、売れないそうです。
また、さらに車で20分ほど移動した工業団地には、パートナー会社のリサイクル工場があるそうなので、見学させていただきました。
ここでは、プラスチックの再資源化を主にしています。近隣の工場から、製造過程で生じる端材を、有価原料として買取り、再資源化をして、また原料として売却をしています。

これが、プラスチックを粉々に砕く破砕機。

およそ5mmの破片にすることで、再び原料として使えるようになります。

「他んとこは、モノをただ送りつけるだけや。お店もって、リユースで売って、リサイクルまで、ぜっんぶできるんだから、他んとこに負けやせんよ」
案内していただいた羽東さまの言葉です。ありがとうございました!