夜店にテレビが積み重なった、まるで、旧いSF映画のようなこの光景。バンコク西部、クロントム市場にて、土曜日の夕暮れ時から行われる、ナイトバザールの様子です。
日本製のブラウン管テレビが、1,000バーツ〜5,000バーツ(約3,000円〜約15,000円)で売られていました。
このバザールで売られているのは、テレビだけではありません。洋服、バッグ、靴、おもちゃ、古本、DVD、家電、工具、自転車、家具など、大小さまざまな商品が販売されています。専門店だけでなく、家からガラクタを持ってきたような、ガレージセールもありました。
通りには、夜店のほかに、夕食をふるまう屋台がひしめきあい、街の一ブロックが、まるまるバザー会場になっていました。・・・搬出入、大変だろうなあ。
こちら、セブンイレブンで冷蔵庫を販売しているわけでは、ありません。たとえ店舗の前でもバザールです。ちなみに冷蔵庫は中国製が多く、2,000バーツ(約6,000円)前後の値段。
暑い国なので、エアコンも人気。16,000〜18,000バーツ(約48,000円〜54,000円)と、なかなかのお値段です。
歩道に、どん、とベッドマット。値札には4,500バーツ(約13,500円)とありましたが、え、新品じゃないよね。これもいい値段がします。
オフィス用品も、このバザールでそろいます。事務机1,400バーツ(約4,200円)也。
ちなみに昼間は、バンコク北部で、ウィークエンドマーケットが開催されていました。洋服、食料品、工芸品、書籍、絵、花などがそろいます。ここも、全部まわると、一日かかる広さです。地図によると、店舗の数は5,000以上!
中古の衣料品を扱う店も多数。50〜100バーツ(約150〜300円)と、リーズナブルな値段です。
フィリピンでも、大きな市場はありましたが、それにしても家電や家具まで扱うとは。タイのバザール文化、侮れません。