2011年10月31日

BDFのつくりかた

BDF(Bio Diesel Fuel,バイオディーゼル燃料)が手作りできると知って驚いたのでメモ。


【用意する物】
・天ぷら油(使用済でも可):1リットル
・水酸化ナトリウム:5グラム(使用済天ぷら油を使う場合は7グラム)
・メタノール:200ミリリットル
・水:100ミリリットル
・ペットボトル容器

【手順】
1.水酸化ナトリウムをペットボトルに入れ、メタノールを注ぐ。フタをしっかり閉めて振って、水酸化ナトリウムを溶かす。
2.天ぷら油を加え、しっかり振った後、60度のお湯に1時間浸ける。
3.しばらくすると溶液が二層に分離する。上の黄色い層がBDF。ちなみに下の層は石けんになる。
4.ゆっくり傾けて別の容器にBDF層をうつす。
5.4.のBDFに水を入れ、しっかり振って混ぜて放置したのち、上の層を別の容器に移す。不純物が混ざっているので、これを取り除く作業である。
6.5.の行程を二回以上繰り返す。透明になればOK。


時間はかかりますが、意外とかんたんにできるのですね。
なお、自動車に使用する場合は陸運局に届け出が必要だそうです。


posted by 瀬戸義章 at 23:30 | Comment(0) | 準備編2 「日本のゴミ事情」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月30日

PLUTO

PLUTO (1) (ビッグコミックス) [コミック] / 浦沢 直樹 (著); 手塚 治虫 (原著); 長崎 尚志 (プロデュース); 小学館 (刊)

ひさしぶりに、『PLUTO』全8巻を一気読みした。

言わずと知れた、手塚治虫の鉄腕アトム『地上最大のロボット』のリメイク。

物語もまた、語り直すことで、新たな価値が生まれる。


posted by 瀬戸義章 at 17:20 | Comment(0) | 準備編2 「日本のゴミ事情」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月29日

サバイバルクッキング

――食材の入手も調理も気楽にできる「いつものごはん」に戻ったのはほぼ1年後。
――建物が再建され、人口が戻ることではなく、毎日のごはんがなにげなく作れることが本当の復興だということに、震災から何年もたってから気づかされたものでした。

『サバイバルクッキング』坂本廣子
http://eiyo.sub.jp/eri200809_1-4.pdf
http://eiyo.sub.jp/eri200809_5-7.pdf


2011年10月28日

10秒の間に発生する不用品の数

平成22年度 使用済製品等のリユース促進事業研究会 報告書』には、日本で過去一年にどれだけ不用品が発生したか、品目ごとに推測値が掲載されている。

この数字を、"10秒"に換算してみた。日本では10秒の間にどれだけモノが不用になっているだろうか。

(なお、すべての不用品が処分に回るわけではなく、何割かはリサイクルショップやオークション、フリーマーケットなどでリユースされる)

10秒間に、
・8台のテレビが不用になっている。
・9台のパソコンと周辺機器が不用になっている。
・2台のエアコン、洗濯機、冷蔵庫がそれぞれ不用になっている。
・3台のデジカメ、7台の携帯電話、2台のゲーム機が不用になっている

10秒間に、
・4個の家具が不用になっている。
・5台の自転車が不用になっている。
・4個のカー用品、スポーツ用品がそれぞれ不用になっている。

10秒間に、
225着の衣類と377冊の書籍が不用になっている。



posted by 瀬戸義章 at 21:28 | Comment(0) | 準備編2 「日本のゴミ事情」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

記憶の再生

2011102701.jpg

これは宮城県気仙沼市、南気仙沼駅周辺の模型だ。神戸大学と横浜市立大学が主催した「失われた街 ―記憶の街ワークショップ―」による作品である。復元模型をつくりながら、街の記憶、かつてどんな出来事があったかを語りあい、共有することが目的のワークショップ。白い模型をペイントし、樹を植え、車を走らせ、思い出をふせんで貼り付け、「いろづけ」をしていった。

「みいちゃんち」
「カラオケ 高校生がよく行く」
「ここの屋上に逃げて助かった」
そう、ふせんに書かれている。