フィリピンにはたくさんのREPAIR SHOP(修理店)があります。今回、調査したのは、マニラから車で1時間ほど離れた、地方都市ブラガンの繁華街。屋台に路面店、ショッピングモールの中まで。徒歩20分圏内に10店舗以上はありました。
ここは、テレビのREPAIR SHOP。
テクニシャンのGIL ESPIRITU。"GUZMAN ELECTRONICS INSTITUTE"で3年修行し、ナショナルライセンスを取得したベテランです。修理費は、白黒のブラウン管TVで600ペソ(約1,200円)。薄型液晶TVで4,000ペソ(約8,000円)との事。
サンダルの修理は100ペソ(約200円)、バッグの修理は120ペソ(240円)。
傘の修理は100ペソ(約200円)でした。
時計の修理は、残念ながら昼食時で誰もいませんでした。
続いて、携帯電話のREPAIR SHOP。
修理費は程度にもよりますが、およそ200〜400ペソ(約400円〜800円)とのこと。どうやってテクニックを身に付けたの? という質問には、"Experience"という答え。……大丈夫かな。
ショッピングモール内にも、修理の看板。店自体は、ふつうのケータイショップのようですが。
ポピュラーな乗り物、トライシクルの修理。
タイヤ交換に1時間で250ペソ(約500円)。ちなみにトライシクルの価格は中古で40,000ペソ(約8万円)、新品で150,000ペソ(約30万円)だそうな。
ちなみに、フィリピンの平均月収は約3万円だそうです。8倍すれば日本の尺度になるとしたら、液晶TVの修理は64,000円、靴は1,600円、携帯電話は3,200円〜6,400円。こうしてみると、所得に比べて修理費が激安! というわけではなさそうです。
ちなみに、ホームステイ先には、壊れた洗濯機、液晶テレビ、エアコンがそのまま置いてあります。直さずに、手洗い、旧型テレビ、扇風機で代替。
また、サンダルの修理費は100ペソでしたが、マニラで購入したクロックスもどき、は108ペソでした。
製造が簡単な日用品は、新品のほうが安くなりつつ、電化製品はまだ修理も高くてできない、という二極化していると感じました。
posted by 瀬戸義章 at 23:55
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1カ国目「フィリピン」
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