2010年11月14日

輸出=テトリス? 不用品から商品への第一歩 #3

(「汚れたイスも売り物に! 不用品から商品への第一歩 #1
 「日本からフィリピンへ。不用品から商品への第一歩 #2
 これら記事の続きです)

40feet.jpg

2010111302.jpg

長さ12.192m×幅2.438m×高さ2.59mの大きさに、形の異なる商品をどうやって積んでいくか? 日本の不用品を輸出するには、そんなことも追求する必要があります。なぜならば、一つのコンテナにできるだけ多くの商品を積載させればさせるほど、効率化につながるからです。それはさながらパズルゲームのよう。ただし、指先だけで操作できるゲームと違って、体全体をフルに使わねばなりません。

2010111305.jpg

キャビネットなどの箱物を並べ土台を作り、イスなどの不安定なモノをできるだけ重ね、その上に板を置き、また重ねていきます。隙間に座椅子や毛布など、柔らかいものを上手に詰めることで、より安定させます。

2010111301.jpg

脚立を使って、天井までもギッシリ、隙間無く積みます。

2010111308.jpg

収納家具の中にさらにモノを入れることで、無駄なスペースを活用します。

2010111306.jpg

2010111307.jpg

輸出する商品は全てリスト化し、積んだ商品の写真を添えて税関に提出します今回の積み込みでは、イスだけでも100脚以上を送りました。。

2010111303.jpg

2010111304.jpg

最後は、封印をして終了! 今回、利用したのは40フィートコンテナ。5人がかりの作業をはじめたのが朝9時で、積み終わったのは、夕方5時でした。お疲れ様です!


posted by 瀬戸義章 at 00:13 | Comment(0) | 準備編1 「ゴミダビに行く前に」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月12日

日本からフィリピンへ。不用品から商品への第一歩 #2

(「汚れたイスも売り物に! 不用品から商品への第一歩 #1」この記事の続きです)

日本で「不用品」として回収し、フィリピンに「商品」として輸出販売するモノは汚れたイスばかりではありません。輸出にはどんなものがあるのか、その一部をご紹介します。

fold bed.jpg
△折りたたみベッド。寝具の中古品流通は日本では難しいです。


fold table.jpg
△折りたたみテーブル。一見よさそうですが、手前側のへりが汚れてしまっているので、日本では再販不可。


fook.jpg
△壁掛けフック。なにやらテープで補修されていますが、フィリピンでは売れるのでしょうか…


president chair.jpg
△だいぶくたびれてしまったプレジデントチェアです。


tricycle.jpg
△こちらも年季の入った三輪車。


shelf.jpg
△収納つきの家が増えているので、日本では大型家具はほとんどリユースできません。新品買ったほうが安くてオシャレだったりしますし。


picture.jpg
△完成済みのジグソーパズルもありました。


suit case.jpg
△スーツケースは人気らしいのですが、鍵はどうなっているのでしょう。


golfbag.jpg
△ゴルフクラブ。東南アジアでは格安でゴルフができるそうですが…


いずれも、日本の家庭からいらない、といわれたものばかり。はたして、いくらで売れるのか? 気になります。

また、輸出するには、形も大きさも違うこうした商品を、隙間無くびっしりとコンテナに詰め込んでいく必要があります。その数、数百点。詰め込んでいくプロの技術は次回の記事でお伝えします!


posted by 瀬戸義章 at 12:22 | Comment(0) | 準備編1 「ゴミダビに行く前に」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゴミタビのコンセプト

2009年8月、東京ビッグサイトで行われた「グッドデザインエキスポ」。腰の高さほどのテーブルの上に、あるいはコンクリ打ちっぱなしの床に、肩を並べるようにして、2,952点の作品がひしめきあっている。会場の広さは、サッカーフィールドの倍以上。そこに、車に家電、携帯電話、パソコン、家具、文房具や食器、介護用品におもちゃ、業務用設備など、あらゆるジャンルの製品やサービスがそろう。

どの製品もスポットライトを浴びて。

二次審査会を兼ねて一般展示が行われるこのイベントでは、アイデアを凝らした新商品や、ユニークなサービスが展示されている。

どの作品も、それができるまでに、さまざまなドラマがあったんじゃないかな。開発するために社内を説得したり、ユーザーの声を丁寧に読み返したり、これはいける!と 夢中で設計したり、こんな仕様無理っすよ、と音を上げたり、こうしたらいい、ああしたほうがいいという意見の妥協点を探ったり、何度作り直しても歪んでしまったり。

そうやって多くの人が頭をひねらせ、世界中から材料を探し、運び、組み立て、また作り直してできたモノたち。

そうか、モノには意思が込められているんだ。会場に立ちながら、そう感じた。

でも、ね。

僕が前職(株式会社ウインローダー)でやっていたことは、不用品の回収とリユース、リサイクル。このサービスの二次審査を受けるために、そして来場者に紹介をするために、会場に立っていたんだ。

不用品の回収をしていれば分かること。

部屋に入らなくて捨てられるソファ。3ヶ月で買い換えて捨てられるテレビ。引越しでまだ使えるけど捨てられる洗濯機。お亡くなりになった方の部屋からまとめて捨てられる食器・衣服。それを毎日毎日、引き取っていく。

ずいぶんと僕たちはモノに対して無慈悲だ。これだけ頑張って作って、一生懸命売っているのに。

モノに意思が込められているなら、きっと僕らは「意思の無駄遣い」をしているんじゃない?

それは、モノに恵まれている日本だからなのか?

ある人に聞いて驚いた言葉。「インドネシアには粗大ゴミなんてない。なぜなら大きなものにはどこかしら使い道があるから。ゴミって言うのは小さなモノのことを言うんだ。」

これは、今の日本にはない考えだ。でも、この考えがモノを大事にすることを意味するなら、なぜ「ゴミ山で暮らす子どもたち」なんて事態になるのさ。

世界には、いろんな、いる/いらないの考え方があるみたい。どの考え方でも、うまくいっているところと、うまくいってないところがありそうだ。

だから、それを見に行こうと思う。

無駄遣いをし続けて悦ぶよりは、意思のパス回しが流麗になるほうが、面白いだろうから。

ゴミタビ
世界のいる/いらないを見て回る


posted by 瀬戸義章 at 11:30 | Comment(2) | 開始編「ゴミタビとは?」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

汚れたイスも売り物に! 不用品から商品への第一歩 #1

darty.jpg

座面が汚れてしまったこのイス。お金を出して買おう、という人はいないとおもいます。いらないイス。日本では。

chairs.jpg

日本では「いらない」このイス。「いる」と手を上げる国があります。
たとえば、フィリピン。しかも、made for JAPAN ということで、信頼篤く。(本当に買ってもらえるかどうかは、来月、現地に行ってお伝えします。)

40feet.jpg

日本の"不用品"はフィリピンに運ばれて、リユース販売されています。このコンテナにぎっしり詰め込まれて。これは輸出入用のコンテナ用の一規格、40フィートコンテナで、長さ40ft(12.192m)×幅2.438m×高さ2.59mの大きさです。18畳分の大広間に、形の違うモノを隙間無く積み込んでいく技はまさに職人芸。何をどうやって積み込んでいくのか、その様子は次回の記事でお伝えします。

#今回のコンテナ積み込みは、株式会社ウインローダー 東村山センターの様子を取材させていただきました。

株式会社ウインローダー
http://www.winroader.co.jp/

ゼロエミッションセンター
http://www.eco-zec.com/


posted by 瀬戸義章 at 00:04 | Comment(0) | 準備編1 「ゴミダビに行く前に」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月10日

日本語は信用できない? 海外旅行の護身術。

高校の後輩に世界一周をしたつわものが居たので、バックパッカーとしての「生活の知恵」を教わりました。

●大原則は人を信用しないこと。相手が日本を話すならなおさら。
・食事のときなど、席に座る際は、荷物は身体に巻きつける。たとえば、リュックだったら背負う部分を足にぐるぐる通す。
・後ろをつけられていないか、定期的に振り返る。もしいたら喫茶店やネットカフェに入って30分ほど時間をつぶす。
・荷物のジッパーは開けられないように、ダイアル錠でロックしておく。
・「英語の下手なアジア人」としてふるまう。
・お金は分けて持つ。ドル紙幣とクレジットカードを足首に巻いたポケットに入る。カードを使うときはトイレなど人のいないところに入って財布に移してから支払う。
・カメラは腰ベルトとチェーンで結んでおく。使うときはこっそり。すぐにしまう。
・街中で携帯は使わない
・クロックスサンダルはあると便利
・飲料はペットボトルで割とどこでも買える。
・移動中は熟睡しない
・いい宿の情報は周りの旅行者に聞く。
・宿では支払う前に、必ず部屋を確認する。ベッドに南京虫がいないか? ドミトリーならジャンキーがいないか?


ジャンキーはどうやって見分けるの? という質問には、
「目を見れば分かります」とのこと。

さて、まずは歩いていて振り向く練習からはじめよう。

ちなみに、「The BAR Tenmar」にて話を聞きました。高校時代の先生がマスターをやっています。この先生も海外経験豊富なので、ナマナマしい情報を教わることができました。ありがとうございます。

tenmar.jpg

〈The Bar Tenmar〉
関内・馬車道 各駅より徒歩3分
神奈川県 横浜市中区相生町2-52
http://bartenmar.com/
ちなみにこのお店、"屋上"にあって雨天はお休みという、
かなりユニークなバーです。


posted by 瀬戸義章 at 00:24 | Comment(0) | 準備編1 「ゴミダビに行く前に」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。